※この記事は2025年3月4日に公開した記事を再掲載したものです。
※本記事で紹介している分別方法は掲載当時の内容です。現在のルールとは異なる場合があります。
須賀川市では2025年4月からごみの分別方法が変わります。資源物②の項目内に今まであった「食品トレイ・パック類」が「プラスチック」に変更されるのです。
これまで可燃ごみとされてきた調味料のチューブボトルやペットボトルのキャップ・ラベルなどを、今後はプラスチック資源として資源物②の日に出すことになります。

須賀川市では、各地で新たな分別方法についての説明会を開催しています。今回私は2月14日(金)に須賀川市役所で開催された説明会に参加してきました。
なぜ分別方法が変わるのか?
プラスチックごみによる海洋汚染は世界的な問題となっています。また、日本のプラスチック製容器包装の1人あたり廃棄量は世界2位と非常に多いことが知られています。
日本ではこれまで、容器包装リサイクル法という法律に基づきプラスチック製容器包装のみリサイクルが定められていました。
しかし、プラスチックごみをさらに削減すべく、2022年にプラスチック資源循環法という法律が施行されました。これにより、プラスチックごみを広く分別回収してリサイクルすることが義務付けられたのです。
何がプラスチック資源に該当する?

プラスチック資源として出すためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
1辺の長さが30cm未満である
プラスチック資源として出せるのは、広げた状態で1辺の長さが30cm未満のものだけです。
このルールは、回収後の工程をスムーズに進めるために定められています。プラスチック資源は回収後、須賀川地方衛生センターに持ち込まれて圧縮加工されます。しかし大きすぎると機械に入れられなかったり、機械の破損につながる等の問題があるのだそうです。

ホースなどの30cmを超える製品は、30cm以内になるよう細かく切って出します。硬くて切れない場合は可燃ごみや粗大ごみとして出しましょう。
2. プラマークがついているか、100%プラスチックでできた製品である
身の回りの製品でよく見かけるプラマークは、プラスチック製容器包装に対して表示が義務付けられているものです。なので、プラマークがついているものは基本的にプラスチック資源として出せると考えて良いでしょう。

ただし、中にはプラマークがついていても出せないものもあるので注意が必要です。
例えば錠剤の薬が入っているシート。上記写真のシートにはプラマークがついていますが、その隣には金属と書かれていますよね。実は、表面の透明な素材はプラスチックなのですが、裏面にはアルミが使われているのです。
このように、プラスチックとそれ以外の素材が合わさっているものは、須賀川市では可燃ごみに分別されます。
そのほかのプラスチック製品についても、金属やゴムなど他の素材が混ざっていないかどうかの確認が必要です。
一見100%プラスチック製品に見えても、例えばスプレーボトルのノズル部分は、多くの場合内部に金属製のばねが入っています。このようなものはプラスチック資源ではなく可燃ごみとして出しましょう。

そのほか、プラスチック製品に貼られたラベルや値札などのシールがきれいに剝がせない、なんてこともありますよね。できるだけ剥がしたほうが良いのですが、どうしても残ってしまう場合はそのまま出して良いとのこと。この話を聞いて私はほっとしました。
汚れがついていない

プラスチック製品が汚れている場合、水洗いして汚れを落とし、乾かしてから出します。調味料のチューブボトルなど、そのままでは洗いにくいものは、ハサミで半分に切ると洗いやすいのだそう。

洗剤を使わないと取れないような油汚れや固形物がこびりついている場合は、可燃ごみや粗大ごみとして出します。スーパーで購入した弁当や惣菜の容器など、私はこれまで食器用洗剤で洗っていたのですが、そこまでする必要はないようですね。
プラスチック資源はどうやって出す?
プラスチック資源は、ごみステーションに設置されている青色または緑色のネットに直接入れて出します。ネットがない場合やネットに入りきらない場合、また風で飛ばされる恐れがある場合は、透明または半透明の袋に入れて出します。
サンプル調査で見られた間違えやすいポイント
本格的な実施に先駆けて、2024年7〜8月に市内一部地域でサンプル調査が実施されました。このとき、プラスチック資源ではないのに間違って出されたものについて、須賀川市環境課の橋本さんに教えていただきました。
「ペットボトルなど、他の資源と混ざって出されるものが多かったです」
同じ資源物②の日に出すものであっても、種類によってリサイクルされるまでの経路は異なります。他の資源と混ぜて出すと、回収後に分別しなければならないので避けてほしいとのことです。
「ねじやゴムがついているものもありました。子供のおもちゃに多かったですね」
一見100%プラスチック製品のようでも、良く見ると金属やゴムといった異素材の部品が混じっているものは少なくありません。それらを取り外せない場合は可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみに分別して出す必要があります。

ごみの分別は、最初は面倒ですが、慣れてしまえばそれが当たり前になるものだと思います。まずは、ご自宅で食品トレイ・パック類を分別しているごみ箱やごみ袋を一回り大きなものに変えることから始めてみませんか。
詳細情報
| 実施年月 | 2025年4月~ |
| 問い合わせ先 | 0248-88-9129(須賀川市環境課) |
| 参考URL | プラスチックの分別方法が変わりました! |



