【鏡石町】最高ランクのコーヒーはいかが?直火式焙煎のスペシャルティコーヒー豆専門店

ひとの物語

※この記事は2025年3月8日に公開した記事を再掲載したものです。

※本記事で紹介しているイベントは掲載当時の内容です。最新のイベント情報は公式情報をご確認ください。

「コーヒーは嗜好品だから好きなようにしたら良いんですよ」

店主の中畠義行さんはこう言います。とはいえ、取り扱うコーヒー豆もドリップコーヒーの淹れ方も正統派。いくつもの流派があり、人によって正解が異なるコーヒーの世界ならではの言葉です。
お邪魔しているのは、鏡石町の中心街から少し離れた緑豊かな一画。スペシャルティコーヒー豆専門店、晴時coffeeの焙煎場です。
コーヒー豆専門店とはどのようなことをしているのでしょうか。おいしいコーヒーをいただきながらお話を伺いました。

お店を始めたきっかけ

中畠伸子さん(左)と店主の中畠義行さん(右)

中畠さん自身は、もともとそこまでコーヒーが好きなわけではなかったのだそうです。お店を始めたきっかけは約10年前、妻の伸子さんの妊娠時にさかのぼります。

伸子さんはコーヒーが好きで、妊娠中、当時の住まいから約5km離れた大手コーヒーチェーン店までわざわざ歩いて行っていました。その姿を見て、中畠さんは

「(カフェインの摂取を制限することが推奨される)妊娠中なのに、そこまでしてコーヒーが飲みたいのか」

と驚いたのだとか。それまで苦いだけだと思っていたコーヒーのことを、こんなに好きな人がいるのかと思ったのがきっかけになりました。
その後、三重県伊勢市のコーヒー店での修業を経てお店を始めたのだそうです。

いただいたコーヒー

「言ってたもんね。『あんなまずいコーヒーに金を払っている人の気が知れない』『俺が本物のコーヒーを作ってやる』って」

伸子さんが言います。

中畠さんも、自分のコーヒーは「苦くもないし、飲みやすい」から好きなのだそうです。

取り扱うコーヒー豆は最高ランクのもの

焙煎前の生豆

コーヒー豆のランクは以下の4つに分類されます。

  1. スペシャルティコーヒー…最高ランクのコーヒー豆
  2. プレミアムコーヒー…喫茶店で多く使用されるコーヒー豆
  3. コマーシャルコーヒー…インスタントコーヒーや缶コーヒーに多く使用されるコーヒー豆
  4. ローグレードコーヒー…生産地で自家消費されたり、インスタントコーヒーや缶コーヒーに多く使用されるコーヒー豆

お店で取り扱うのは最高ランクのスペシャルティコーヒー。お米に例えるならコンテスト優勝米にあたる、一流のコーヒー豆です。

ランクが高い豆は、欠点豆がごく少ないのが特徴です。欠点豆とは、熟していない豆や虫食い豆などのこと。このような豆が混ざると風味が落ち、ランクが下がります。

一番摘み・手摘み完熟豆(焙煎済)

上の写真はお店で取り扱っている一番摘み・手摘み完熟豆です。コーヒーの収穫は専用の機械で行われることが少なくないのですが、こちらは人の目で完熟したものだけを選んで収穫しています。大きさや色が均一で、見た目もきれいですね。

直火式焙煎でコーヒーの風味を引き出す

焙煎機(晴時coffee Instagramより)

コーヒーは生豆のままでは飲めません。焙煎することでコーヒー特有の風味が引き出され、おいしくいただけるようになります。

このお店では、直火式焙煎という方法で焙煎しています。直火式焙煎とは、小さな穴がたくさん開いた筒にコーヒー豆を入れ、ガスの火を直接当てて焙煎する方法です。コーヒー豆が焦げやすく管理が難しいそうですが、その分香ばしさが増して風味のアクセントになります。

直火式焙煎は大規模な焙煎には不向きです。コーヒー豆に直接火を当てるので、一度に大量に焙煎するとどうしてもムラができてしまうのだとか。小規模な焙煎所ならではの味わいです。

焙煎にかかる時間は十数分。その間、ひと時も目を離せません。たった3秒違うだけでも仕上がりが変わってきてしまうのだとか。コーヒー豆を焦がした状態をどこで止めるかが、店主の腕の見せどころです。

コーヒーを買える場所・飲める場所

焙煎所の様子。立て看板が置かれていますが、こちらは店舗ではありません。

今回お邪魔した焙煎所は店舗ではありません。コーヒー豆の販売は別の場所で行っています。コーヒーを実際に飲めるイベントと合わせてご紹介します。

販売店舗

現在取り扱っているコーヒー豆

コーヒー豆は下記の店舗で委託販売しています。お近くの店舗をぜひのぞいてみてくださいね。

  • 道の駅ふるどの おふくろの駅
  • 鏡石まちの駅 かんかんてらす
  • 道の駅たまかわ こぶしの里センター
  • 泉崎村農産物直売所 はにわの里

そのほか、オンラインショップでも購入が可能です。また鏡石町ふるさと納税の返礼品にもなっています。

3/9(日)Rojima(須賀川市)

過去の出店の様子(晴時coffee Instagramより)

「試しにコーヒーを一杯飲んでみたい」という人におすすめなのが、3月9日(日)に開催されるRojima(ロジマ)です。Rojimaは須賀川市中心部で開催されている定期市。飲食店やハンドメイド作品ショップなど100店舗以上が出店しています。

今回、晴時coffeeは須賀川市役所前の会場にて出店するとのこと。中畠さんが淹れるこだわりのコーヒーをぜひ味わってみてください。

出典:Rojimaチラシ

Rojima(ロジマ) 開催情報

日時3/9(日)10:00〜15:00
場所上記地図「会場」エリアの空き店舗・広場など
駐車場須賀川市役所・JA夢みなみ本店ほか
URLHP

4/19(土)5/17(土)コーヒー講座(古殿町)

出典:フルドノタイム

古殿町にて、2025年4〜7月にわたり「フルドノタイム」という地元を再発見する36の地域体験プログラムが開催されます。その中の1つとして開催されるのが、晴時coffeeのコーヒー講座です。古殿町は伸子さんの地元であり、その縁で開催が決まったのだそう。
今年の講座は、豆の種類や挽き方が異なるコーヒーを実際に飲み比べる体験型のもの。4月19日(土)と5月17日(土)の2日間にそれぞれ3回ずつ開催されます。コーヒーのことをもっと知りたい人は足を運んでみてはいかがでしょうか。

「晴時Coffee」が教えるコーヒー講座 開催情報

日時4/19(土) 9:50~10:40 / 11:30~12:20 / 13:10~14:00
5/17(土) 9:50~10:40 / 11:30~12:20 / 13:10~14:00
料金1,000円
定員各8人
場所大網庵(古殿町竹貫字竹ノ内54)
駐車場無料有
参加申込「晴時Coffee」が教えるコーヒー講座

※取材にあたり「一番摘み・手摘み完熟豆」をご提供いただきました。ありがとうございました。

晴時coffee 店舗情報

住所鏡石町仁井田437(店舗はありません)
URLHPオンラインショップInstagram
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