※この記事は2025年3月14日に公開した記事を再掲載したものです。
白河市金勝寺のそば処きんしょうじに行ってきました。
2024年11月、国道4号のすぐ近くに移転オープンしたお店です。以前は西郷村にもっと大きな店舗を構えていました。ところが働く人が減ってしまったため、家族だけで運営していけるよう、サイズダウンした店舗を新たに構えたのだそうです。
現在の所在地、金勝寺は50年前にお店が創業した場所でもあります。店名もこの地名が由来となっているそう。

お店は国道4号を側道に入って少しだけ進んだところにあります。側道に入るタイミングは、白い外壁の平屋の建物が遠目に見えてきたところ。お店の駐車場に立っている青い看板が正面から見えたら、それは行き過ぎです。私は一度通り過ぎてしまいました。

お店の入口には立派な看板が掲げられています。

店内は木のテーブルと椅子が並んでおり、温かみのある雰囲気です。
お冷とお茶はセルフサービス。自由におかわりできるのはありがたいですね。

奥には個室もありました。

注文にはタブレットを使用します。今どきですね。

メニューはタブレットのほか、紙のメニュー表でも見られます。種類が豊富で迷ってしまいますね。そば・うどん以外にご飯ものやおつまみ、甘味メニューも揃っています。

今回は海老天ざるそば(税込1,400円)を注文しました。天ぷらは海老のほかにんじん、ピーマン、なす、イカがあります。色とりどりで見た目も華やかですね。
そば湯もついており、食後のそばつゆ割りまで楽しめます。

食べてみて驚いたのが、そばなのにコシがあること。一般的なそばよりも太く、そのためか、ざるそばとは思えないほどの食べごたえがあります。まるで讃岐うどんを食べているかのようですが、鼻を抜ける香りは間違いなくそばのものです。
実はこの太いそば、創業時からの名物なのです。お店を開いた先代店主がそばを細く打つのが苦手で、つい太くなってしまったのだそう。それをそのまま提供したところ評判となり、現在まで受け継がれてきました。
昔は今よりもさらに太く、うどんと同じくらいだったのだとか。お客さんから「うどんを頼んだ覚えはない」と言われることもたびたびあったそうです。

そして、もう一点注目したいのがそばつゆです。しっかりとした味ですが塩辛いのでもなく、そばつゆ単体でもおいしく感じられます。
この味を決めるために店主が参考にしたのはなんとカップ麺。現代人にはカップ麺が人気ですが、それは味が濃くガツンと来るからだと店主は言います。お店のそばつゆも、そのような味に近づけたのだそうです。
最後に店主より一言いただきました。
「日本4大そばの1つに数えられている白河そばをぜひ食べてみてください」
白河そばは200年以上の歴史があります。お店で使用しているそばも白河市表郷産のもの。白河ならではの味を楽しんでみませんか。
※取材にあたり、海老天ざるそばをご提供いただきました。ありがとうございました。



